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二度漬け禁止

俄然イカリ派。主に趣味の話(たぶん8割アイドル)のブログです。

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これから売れるアイドルは?と聞かれたらライムベリーと答えろ

堂々とアイドル好きを公言していると

「これから売れると思うイチオシのアイドルは?」
と聞かれることが非常に多い。
イチオシのアイドルはたくさんいるのだが「売れるか否か」と言われると私は「ライムベリーですね」と間髪いれずに答えるようにしている。

 

先週12/21(日)に行われた新宿BLAZEのワンマンライブがとってもとっても素晴らしくて、今はもうただ「あんな楽しい音楽をやってる素晴らしいアイドルが売れないなんて、そんなクソみたいなことあってたまるかよ」という気持ちなので、もう本当に少しでもたくさんの人に知ってもらって、ただただ売れて欲しい。という応援の意味を込めて、なぜライムベリーが「売れる」と思うのか、その理由をいくつか説明したい。

 

3人の個性が立っててキュート

 

MIRI、HIMEがMC(ラップ)担当。HIKARUはDJ&コーラス担当。

この3人の個性が強烈で、ステージに立ってる絵面だけでもうおもしろい。

f:id:sauce3:20141223121639j:plain

勝ち気でかっこいいMIRI、小悪魔でかわいいHIME、クールでシュールなHIKARU。

3人の声や特性もバラバラで、それが最高にバランスのとれた形で混ざり合って構成されているのがいい。MIRIちゃんのラップの上手さと竹を割ったようなサッパリした性格と爆音に埋もれない声、HIMEちゃんの丁寧なレスと表情作りのうまさ、HIKARUのひょうひょうとしたキャラと伸びやかな歌。どれが欠けても駄目だし、みんな最高。

あと3人が仲良さそうでわちゃわちゃしてるのとてもいいです。

 

ライブがめちゃくちゃ楽しい

2014年大きく躍進したと言われるBABYMETALとでんぱ組.incも、今やアイドル戦国時代の代名詞となったももクロもやっぱり「生」の楽しさがある。

残念ながら文字だけではなんとも伝わりにくくて、現場に行って感じてもらうことを強くおすすめしたいのだけど、とっても素晴らしいライブ動画がたくさん上がっているので、ぜひ観てもらいたい。

動画の通りサークルモッシュ、ウォール・オブ・デスありの激しい現場だ。現場のファンの熱量も高く、体を揺らしているだけで多幸感がハンパない。


ライムベリー - SUPERMCZTOKYO(Live 141123) - YouTube


ライムベリーはYouTubeなどを駆使してライブ動画を押し出す傾向が特に強いなと思うのだけど、これはライブに対する絶対的自信があるからだろう。そしてそれは正解だと思う。

 

「アイドル×ジャンル」の定形パターン

テクノ×アイドル=Perfume
メタル×アイドル=BABYMETAL
と、やはり「ジャンル×アイドル」の化学変化は魅力的だ。
ライムベリーの場合は「アイドル×ラップ」で新境地を切り開きつつある。
同じラップアイドルを自称するlyrical schoolも素晴らしいけれど、ラップスキルの高さやライブの荒々しいまでの楽しさはライムベリーに分がある。

 

「女子高生×ラップ」の叙情的な新しさ

上記の「ジャンル×アイドル」の要素に加え、10代の女の子の気持ちをラップに乗せて歌うとこんなにも叙情的な歌ができるのか、という新鮮な驚きを与えてくれる。
女子中高生らしい気だるさやゆるさ、大人や世間への嫌悪感、夢見がちな純真さを、こんなに胸をうつ形でラップにできるなんて。歌詞を書いているプロデューサーのE TICKET PRODUCTIONはラノベ作家出身だけあって、日常のゆるゆるとしたモラトリアムをリリックにのせるのがすごく上手い。その集大成が「ich liebe dich」だと思う。

ずっとそうだった 今日も昨日のようだった
やりたかったはずの色々 やらなきゃいけない しろしろ
願望はいつか強制に 夢だってなぜか妄想に
変化してこじれ足に絡まる 頷きながら咳き込み黙る

 

ママとのケンカや家出はやめた お腹すくし あー疲れた
あなたにだけ見せるつもりの 胸の鍵もいつかなくしそう
大人は子供に戻りたいみたい 子供は大人になりたい未来
私は立つボーダーライン 本当はずっとこのままがいい

 

宿題やるため握ったペンで 可愛いネイル消えちゃう危険です
テスト終ればシーかランドに 楽しすぎ 財布空っぽに
おみやげはクランチ? それかスティッチのバッジ?
一瞬抱いていいよダッフィー 次は一緒ね きみたち

 

誰かが誰かをちょっといじめた 何もいえなくて怖くて泣いた
いっぱい本を読むって決めた 勇気の糧になればと思った
友達の笑顔が辛くなる 走って逃げたそんな日もある
昨日より少し成長した? 問いかけながらお風呂につかる

 

私は立つ放課後グラウンド 伸びる影 心 がらんどう
吹奏楽部の音がきこえる 集中すると それも途絶える
言葉にすると気持ちは逃げる あたりに散って意味さえ消える
もし恋が果実ならば どんな味がするんだろうなぁ

歌詞の続きは以下の動画で↓


ライムベリー 20141214 ライブ(2/3) 歌詞付き【RBS archives】 - YouTube

 

個人的にはより文学的な趣の増す「Ich liebe dich HIKARU MIX」ver.の歌詞の方が好きです。↓

Ryhmeberryについて思うアレやコレ - 100年の孤独

 

元々その音楽ジャンルが好きだった層がきちんとついている

これはすごく大事なことで、「ジャンル×アイドル」をやる場合、硬派な音楽ファンからすると「なんだこのクソアイドルwwwwこんなんで◯◯×アイドルとか言うなボケがwww」などと批判を食らいがちだけれども、元々その音楽への理解が深い人がプロデュースにきちんとついていて、ネタ元やジャンルへの深いリスペクトをもって楽曲を作った場合、コアな音楽ファンほど「アイドルだと思ってたのに意外とかっこいいじゃん」という信頼感につながる。そしてお決まりのパターンで「これは◯◯か?アイドルか?」のジャンル議論だ。ここまでくればもうしめたもので、ライムベリーもそのうちそういうことを言い出す層に見つかるんじゃないかなと思う。

先日の新宿BLAZEでも「今夜はブギー・バック」がかかった時のオーディエンスの盛り上がりはハンパなくて、往年の日本語ラップに愛着あるおじさん達の存在感じました。


サマージャム'95 / スチャダラパー - YouTube


ライムベリー - ウィンタージャム(sample) - YouTube

 

ECD「マス対コア」とライムベリー「まず太鼓」の対比とか。

ロースおじさんの日本語ラップの歴史講座に注釈をつける。 - 廿TT

 

プロデューサーのラップに対するこだわりはインタビューの節々にも感じられる。

ライムベリーのプロデューサーが明かす「彼女たちが『YO』と言わない理由」 - Real Sound|リアルサウンド

 

――ライムベリーをやるにあたって、日本語ラップファンからの批判が起こらないか、不安はなかったですか?

 

Eチケ:めちゃめちゃありましたよ!特にMOEKから引き継いだ曲「HEY!BROTHER」は一番"萌え"的な要素が残っていて、「ねえ、お兄ちゃん!」って連呼してますし、誤解は受けやすいだろうなと。嫌いな人はすごい嫌いだろうし。でもだからこそ、全ての曲作りにおいて、日本語ラップを好きな人が聴いて怒るようなものを作らないように意識してます。リスペクトしている気持ちを細部に込めて、丁寧に作るように。分かりやすいところでは、「ヨーヨー」「チェケラ」とか安易に言わせない。それと、ラップを知らない人が作るラップにしないとか。

 

元ネタがたくさんあって、掘れば掘るほどジャンルの深みにもハマれるので、「アイドル×◯◯」ってDISられがちだけど新しいファンも連れてきてくれるしなんだかんだ業界的にもありがたい存在だと思うので、批判を恐れずにライムベリーらしくガンガン攻めて欲しい。

 

サブカル層にウケる土壌がある

これはアイドルがスケールする上で結構重要な要素ではないかなと思っていて、アイドルファンとその音楽ジャンルのファン→サブカル層→一般層へ みたいな流れがPerfumeにしろBABYMETALにしろあって、ライムベリーも同様の流れが来るのではないかなーと思う。一般層と初期のコア層をつなぐハブ役としてサブカル層がいて、その人達がいかに食いついて、周りに広めてくれるかは大事。

ビジュアルも音楽もキャッチーで、サブカル層が好きそうな掘れば深いジャンル音楽の歴史的文脈も備えている。例えばほら、ヴィレバンにライムベリーのCDが置いてあって「ラップ×アイドルの時代キタ――(゚∀゚)――!!」とかPOPがついてても、何の不思議もないでしょ?


苦難を乗り越えたストーリーがある

ストーリーでアイドルを売る、というととかく不謹慎に思われがちだけどそれはパッケージとして当然のことだし、下積みのないPerfumeとかこんなに売れてただろうかって話ですよ。

ライムベリーだって、簡単にここまで来れたわけではないのだ。

コッテコテのアイドルグループ「usa☆usa少女倶楽部」の派生ユニットとして誕生し、ユニット単体で人気が出始めた矢先に活動休止になり、本人たちいわく「このまま自然消滅なのかなって思ってた」8ヶ月を経て運営と袂を分かち独立しメンバーを一人失い(おそらくいろいろ揉めたんだろうなと思いつつ)、そうして再び活動をスタートしたメンバーとスタッフの覚悟は相当だったろうと思う。

「ライブがね、一対一だった時代があるんですよ。メンバー4人に対してお客さん4人。いっつも同じ人にばっか『(HEY!BROTHERの指差しで)お兄ちゃん、お兄ちゃん』ってやってね(笑)それが今日はこんなにたくさんの人がいて・・・本当に嬉しいです」

新宿BLAZEでそう語るMC MIRIは本当に嬉しそうだった。

 

 

つらつらともっともらしく書き連ねてみたけれど、結論「絶対に今観に行った方がいい!」アイドルなのでみんなも現場にいって楽しみましょう。

いやーもう絶対ライブ行くべきだよみんな。

 


ENTER THE MAGIC PARTY! ライムベリー 復活からワンマンライブへの道 - YouTube