行ってきました三人祭。Perfumeの今までの対バンライブって、全然チケットのとれない選民イベントだったから、正直うんざりしてたんだけど、今回の複数グループ呼んでやるフェスっていうのは大成功だったんじゃないかなあ。見ていてエモ過ぎて泣きそうな場面がいくつもあったよ。
今回は「Perfumeと同じ3人組のグループ」にPerfume自ら一組一組出演をお願いして実現したという複数グループによる対バンフェス。登場順は以下の順でした。
- Negicco
- 空想委員会
- WEAVER
- 凛として時雨
- フジファブリック
- Perfume
当日のセトリはこちら。
特にNegiccoはエモかったなあ。Negiccoには「圧倒的なスタイル」という曲でメンバーがラインダンスするパートがあって、会場のヲタ達もそれにあわせて隣の人と肩組んで一緒にラインダンスするというアイドル現場らしいピースフルな慣習があるのです。友人と「『圧倒的なスタイル』でPerfumeとラインダンスを踊るNegiccoを観られたら最高だよね」と妄想していたので、それが舞台上で実現されたのを観た瞬間、ぶわっと涙出たよ。会場のドルヲタ達打ち震える。私も隣の友人としっかり「みーぎ!ひだり!みーぎ!ひだり!」を肩組んでやりました。よく知らない人はポカーンとしてましたが。これはどっちも好きなファンへのご褒美だったよね。
「圧倒的なスタイル」噂のラインダンスパート(03:40あたり)↓
https://youtu.be/KH0CaSPR5_Q?t=3m40s
あとやはり「ねぇバーディア」は名曲やね……。Negiccoをよく知らない人達にも刺さったことを期待したい。
空想委員会はよいメガネ男子だった。曲もよくて本人達のキャラもSoCuteなのでもっと売れてほしい。そしてMC通りいつか空想委員会フェスにPerfume呼んでほしい。
WEAVERは昔アミューズのBBQつま恋でも観たことがあったのですが、相変わらず爽やかでお上品だな~という感じでした。あ~ちゃんが「育ちがいい」って言ったのうなずける。
凛として時雨、音源を聴くことはあっても、生でライブを観るのは初めてなので実はかなり楽しみにしてました。まあとにかく音がかっこいい。「僕は消えたい、僕は死にたい」とラウドかつダウナーな雰囲気で、会場の空気を一気に5度くらい下げてた。Perfumeを祝うフェスであそこまで我を出す空気のよまなさすごい。(disってないよ、ほめてます)
フジファブリックはメトロック以来でしたが、いやあ本当よかった。のっけから「虹」でブチあがる。モテキでも有名な「夜明けのBEAT」なんかもしっかりやってくれたので、私みたいなフジのコアファン層じゃなくてもちゃんと楽しめました。Voが志村さんじゃなくなっても、しっかり志村さんの遺志が受け継がれているのがMCや曲から伝わってきて、熱い気持ちになったよ……いいバンドだ。
MCをつとめたPerfume Locksでおなじみの遠山校長は終始細かいヲタトークを繰り広げ完全に「俺ら」側だった。楽しそうで見てて笑えたなあ。
凛として時雨のピエール中野氏はまあとにかくしゃべるしゃべる。PerfumeとのMCで、昔秋葉原でチラシを受け取った話や、昔メンバーにプレゼントした凛として時雨Tシャツがbitterの初回限定盤のジャケに載ってる!と古参ヲタっぷりをアピール。とにかく厄介古参感がハンパなかったです。ピ様強い。さすが他人の曲で大盛り上がりする人だけある。
締めのPerfumeはしっかりカッコよくて、しかも「NIGHT FLIGHT」やら「GLITTER」「FAKE IT」など最近あまりやってくれてなかった絶妙なアッパーラインを披露。
最後は出演者全員で「Puppy love」で♪上下上上 下上下下♪をやるという多幸感にまみれたエンディングでした。
三人祭みたいな、いろんな人のPerfume愛が詰まったフェスができたのは、彼女たちが15年間ずーっと続けてきたからこそ。Perfumeだからこそできる素晴らしいお祭りだったと思う。
最近はBABYMETALにハマりすぎてすっかり離れ気味だったのだけれど、Perfumeを好きで好きでたまらなかった気持ちを呼び起こしてくれるいいライブでした。
今週参戦予定のワンマン武道館が楽しみだなー!!