二度漬け禁止

主に趣味の話(たぶん8割アイドル)のブログです。

新宿BLAZEでlyrical schoolワンマンライブを観た

新宿BLAZEには特別な思い入れがある。
14年の12月、ライムベリーで最高に楽しいライブを観た場所だからだ。
そこから約1年と3ヶ月経って、違うグループとして再び新宿BLAZEに立つhimeちゃんを観るのは、なんだか感慨深いものがある。


リリスクのワンマンは今日が初参加。
だいたいの曲は予習していたけれど、しょっぱなの曲が新曲「RUN and RUN」なのは意外だった。
新体制初のワンマンライブのトップバッターを飾る曲ということは、それだけ今のリリスクにとってこの曲がシンボリックなものということなんだろう。
「RUN and RUN」は英訳すると「ひた走る」という意味。
himeの加入、T-Palette Recordsからキングレコードへの移籍や、さらに5月に公開となる初主演映画「リリカルスクールの未知との遭遇」をひっさげて、まさに全力でダッシュするぞという意気込みのこもったエモい曲だ。
初めて聴いた感想は
「なんだかリップスライムを彷彿とさせる軽快なお祭りソングだな」
という感じ。
今までのリリスクって、どちらかというと夏にぴったりのパーティーチューンや男女の恋心をロマンチックに歌いあげたものが多かったけれど、それらとは方向性を変えて、エモさや熱さをベースに、アイドルソングらしいお祭り感をうまくプラスしました、という印象。
メジャーなアイドルソングを意識した作りだなと思った。


ライブの合間にMCはあれど、決してダレることはなく、畳み掛けるように曲と曲を隙間なく続けていく。10曲連続でやり続けてメンバーもファンも汗でびちゃびちゃだったけど、確かな熱気と多幸感、一体感があった。
メロウな曲もしっかり聴かせるあたり、中堅のアイドルグループらしい実力派の一面をみたし、「リボンをきゅっと」などのtofubeatsの描くロマンチックでキュートな世界観はアイドルソングにぴったりだなとしみじみ感じた。
「今夜恋愛ごっこしない?」とアイドルに歌わせるtofubeatsほんと天才か。


himeちゃんのラップが笑っちゃうほどノれるのは言わずもがな、他のメンバーも以前のライブより全然よくなっているなと感じた。
「この日のために相当練習してきた」
と語る努力はダテじゃない。
リリスクを注目して観るようになってから日が浅い私でも、個々のメンバーのソロパートが段々よくなってるのがわかる。


私みたいにリリスクのワンマンが初めての人もたくさんいたと思うけれど、そんな人たちもしっかり振り向かせることができるいいライブだった。


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