二度漬け禁止

主に趣味の話(たぶん8割アイドル)のブログです。

BABYMETAL東京ドーム公演でモンスターを観た。

BABYMETALの東京ドーム2Daysが終わった。
「すごいもんをみた、何か書き残しておかないと」という謎の焦燥感のせいで、寝付けずに真夜中スマホをこすっている。

HMV&BOOKS online - 本・CD・DVD・ブルーレイ・ゲーム・グッズの通販専門サイト

今回のことで痛感したのは、BABYMETALってのはほんとに宗教だなあと。
みんなでひとつの物語を共有し、祭りやぐらの巫女を囲んで踊る。ただそれだけで、肉体と魂の根源的な楽しさがある。

私はSU-METALの中のモンスターがチラチラと顔を出す瞬間が大好きで、大画面で映し出される鬼気迫る表情を見る度に「私たちはとんでもない魔物を召喚してしまったんだな」とゾクゾクした。

「心の中にモンスターがいる感じっていうか。そのモンスターを解放してあげたらどうなるんだろう?っていうちょっとした疑問があって。だからピョッって手放してみたら自由に飛び立っていったんです。そこからライヴの中でしかその子は出てこないけど、その中で自然に暴れ回ってたらどんどん大きくなっていって。

(中略)

本当にライヴするたびにくせになってると思います。BABYMETALをやりだしてそういう自分に出会えたことに対してすごく感謝もしているんですけど、ライヴをするたびに大丈夫かなとも思うんですよ。やめられなくなってるんじゃないかなって。」

__「ロッキング・オン・ジャパン6月号特別付録 BABYMETAL完全読本」より


SU-METALのすごいところは、上記のインタビューにあるような「内なるモンスター」話を聞いても「まあ、あの子ならそうだよね」と思わせてしまう底知れないスケールのデカさだと思う。しかも、ライヴの度に、そのモンスターがより強大に進化していくのを感じとれるのだ。リアルタイムで、あんなに美しい化け物が成長していくのを眺めることができるなんて、なんと贅沢なことだろう!!

BABYMETALには、もはや東京ドームでも狭いと思わせるような、空間を支配する力があって、一体この子たちはどこまでいけるんだろうとワクワクした。
みんなの夢を背負ったBABYMETALは、ライブ中の紙芝居のとおり、まさにエルドラドへ向かう方舟そのものだ。
今回発表はなかったけど、海外でこの規模でライヴする日もそう遠くないだろう。
私にはその日がとてもリアルにイメージできる。