二度漬け禁止

主に趣味の話(たぶん8割アイドル)のブログです。

武藤彩未復活ライブに行ってきた

3年間待ち焦がれたあの子におかえりと言えることの嬉しさよ。好きな子がステージに立ち続けてくれること、それがファンにとって一番の幸せだと実感した素敵な時間だった。


武藤彩未、3年ぶりにステージ復帰「本当に幸せです」(ライブレポート) - 音楽ナタリー

彩未ちゃんを最後に観たのは活動休止前の赤坂BLITZワンマン。もうあれから3年経つのかとびっくりした。(通路で泣いている大部彩夏嬢を観たのも今ではよい思い出)

当時の彩未ちゃんは、ラストライブMCでも話していたように、アイドルと歌手の狭間で悩んでいて、いろんなことにすごく焦りを感じているように見えた。アミューズ35周年記念プロジェクトとして華々しくデビューを飾り、グループアイドル全盛期にソロアイドルとして孤高を貫き、後輩達の活躍にプレッシャーを感じながら、いろいろ悩むことがあったのだと思う。


ニュージーランドへの留学を経て帰ってきた彼女は、とてもすっきりした顔をしていて、
「あ、この人にとってこの3年間は必要な経験だったんだな」
と一目瞭然だった。19歳から22歳になった彼女は、すっかりきれいなお姉さんだった。内面の変化や吹っ切れた気持ちよさが、外見やオーラにも出てる感じ。
彼女いわく
「私をアイドルと呼ぶか歌手と呼ぶかは、私が決めることではない。ステージを観てくださるみなさんが決めること」
本当にそうだよねえ。そして私の中で武藤彩未は今この瞬間も完全無欠のスーパーアイドルなのである、間違いなく。それは何年経っても色あせることはない。

MCでは相変わらずの彩未節で、人好きのするひょうきんさとキュートさ。よくしゃべり、よく笑う。ああ、この人の明るさが大好きだった!と思い出させてくれる。
目を閉じて聴き入りたくなる歌声も健在だ。留学先でも毎日歌うことを欠かさず、歌わない日があるとホストファミリーに「今日は歌わないのか?」と心配されるほどだったとのこと。彩未ちゃんの歌声が毎日聴けるなんて、ホストファミリーが羨ましい。

彩未ちゃんの同級生(!)の演奏家やその仲間たちによる若いバンド編成のアンプラグドライブは、この曲が聴きたかった!!というラインナップを最高のアレンジで仕上げてきてくれていて、演奏もとてもよかった。みんなうまいなあ。

Seventeen大好きおばさんなので二曲目で泣いた。「22歳の私が歌うSeventeen!」って彩未ちゃんが、はにかみながら歌ってくれるんだよ。それってもう待ち望んでた未来じゃん。

youtu.be

始まるまでは内心「今日はカバー曲中心なのかなあ」と思っていたのだけど、アミューズ所属時代の歌も普通に歌えていてホッとした。権利関係諸々調整してくれた大人に深く感謝。
「私やっぱり歌うことが好きだなって。1人でも私の歌を求めてくれる人がいる限り歌いたい」
自分の中で出した結論と覚悟を語ってくれた彼女にも、帰ってきてくれてありがとうと心から伝えたい。

今回は狭い箱だったこともあり、残念ながらチケットがとれずに参加を見送ったファンもたくさんいるので、次回はもっと大きい会場で観たいなあ。彩未ちゃんももっと大きいところでやってくれると言ってたし、今後に期待しましょう。