二度漬け禁止

主に趣味の話(たぶん8割アイドル)のブログです。

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BABYMETAL雑感~YUIMETAL脱退によせて~

今年一番書いて吐き出したかったけど、果たしてこれをブログに書くことが、いいことなのかどうかわからず、もやもやと頭の中にうずまいていたままだった。
ただ、このもやもやを抱えたまま、2019年を迎えるのは嫌だなと思ったし、どこかに書き残して2018年を終えたいなという気持ちもあり、年の瀬にエディターを立ち上げながらこのブログを書いている。
あくまで私の中でケリをつけるための一つの作業であり、BABYMETALが好きな人に全くおすすめできる文章ではありません。






いや、本当YUIMETALの脱退に関しては、正直まだ全然受け入れられてないです。
楽曲も、彼女の脱退以降全く聴けなくなってしまった。
だって、まだ音源の中の彼女たちって、本当に楽しそうに歌ってるんですよ。
曲を聴くと、楽しそうにステージに立つ彼女たちが脳裏に浮かぶんです。
あんなに楽しかったライブ現場の思い出が、蘇ってくる。
私が好きだったBABYMETALは、もう失われてしまったんだなあって。戻ってこないんだなあって。
そういった寂寥感ばかりが、ぽっかりと胸に空いた穴のようになってしまって、そこを刺激しないように、ひたすらやり過ごしている感じ。
今年の秋の日本公演も観に行きませんでした。
ライブをみると、私が好きだったBABYMETALがもういないのだということを、いよいよ実感せざるを得ない。
また、今回YUIMETAL脱退に関する一連の運営側の対応を、あまり誠実なものだと私は思っていないので、お金を払いたくないという気持ちもあった。


約一年間、公式から何のアナウンスもないまま、YUIMETAL不在のままライブを強行し続けて、突然脱退のお知らせがあったと思ったら、2週間後には消されてるし、今やメンバー名も公式サイトには載ってないという。
正直、彼女をこんな形で見送りたくなかった。もっと盛大に送り出してあげたかったです。
それもエゴだってわかってるんです。
でも、彼女の心と身体がこんなにもくたびれてしまって、ファンの目の前で別れも言えなくなる前に、もっと、別のやり方で送り出してあげる方法があったんじゃないかなあって。
メタルなんていう、何十年も過去のおっさんレジェンドが雑誌の表紙を飾り続けてるジャンルに、あんな小さな身体で新しい風を吹き込んでくれた、いわばジャンルの貢献者じゃないですか。
なんでこんなファンにとっても、彼女にとっても、悔いの残る形で、お別れしないといけなかったのか。正直全く納得いってない。
彼女の夢がBABYMETALで叶えられなかったとしても、水野由結として、何らかの活動と並行しながら、彼女のやりたいことを叶えてあげられるやり方だってあった。
でも、それをよしとしなかったのは、間違いなく周りの大人なんですよね。
やりきれない。
何が世界観だよ。何がメタルで世界を救うだよ。その前にメンバー救ったれよと。


2015年頃くらいから、BABYMETALの世界観をより強固なものにするためなのか、メンバーの発言や個性がどんどんマスクされていく傾向は感じてました。
ゆいもあがBABYMETALの格好でキャッキャ騒いでる動画が消されたり、メンバーのインタビューもどんどん減っていって、ステージ上で日本語でしゃべることさえなくなった。
それに対して、彼女自身がどんな気持ちを感じてたのか。我々は想像するしかありません。
たった一ついえるのは、紛れもなくYUIMETALは水野由結でしかないということです。
物語の中心にいるのは、19歳の女の子。
懸命に作り上げた世界観の、なんと儚いことか。脱退のニュースで、皮肉にも改めてそれを痛感することとなりました。
周りの人たちが作りたかった物語って、世界観って、なんだったの?
それって、彼女たちがしゃべる動画を消して、ブログやSNSを禁止してまで、守りたかったものだったの?
水野由結ちゃんがいなければYUIMETALなんていないのにね。

____今後、どんな感じでBABYMETALとしての活動を続けていきたいですか。
これからも私達にしか出来ないことを「今のメンバー」で続けていきたいDEATH!!誰か一人でも欠けたら、BABYMETALはBABYMETALじゃなくなってしまうと思っています。


MUSIC MAGAZINE 2016年4月号 『METAL RESISTANCE』についての3人の問い YUIMETALの回答


こう思っていたのは、きっと嘘じゃなくて、この時には真実だったこと。
いろんな変化が、彼女の考えや心を変えたのだろう。




閑話休題。少し前に能町みね子さんのアイドルに対するツイートが話題になっていました。

漫画家・能町みね子が地下アイドルに疑問を呈して論議「なぜ、どっちも中途半端で将来性もないものをわざわざ目指すのか」 - idol scheduler(アイドルスケジューラー)

この発言はアイドルに対する差別だと界隈で話題になっていました。彼女自身「恣意的な言葉遣いでした」と謝罪しており、本件に関して是非を唱えるつもりはさらさらないんですが、一連のツイートをみていて、私はドキリとしました。





果たしてBABYMETALは、水野由結としての夢を叶えてあげられたのだろうか?
BABYMETALはロックおじさんであるプロデューサーKOBAMETALの夢を、一緒に演奏する神バンドの夢を、私たちファンの夢を叶えたのかもしれない。世界の第一線で活躍するメタルグループとして、歴代のメタル・ゴッドと共に共演できた。
では、彼女の夢は?

この決断でメンバーやBABYMETALを支えてくださっている方々にご迷惑をおかけしてしまうこと、申し訳なく思っております。そして、BABYMETALを応援してくださっているファンの皆様、悲しませてしまって本当にごめんなさい。
もう1度ステージに立ちたいという強い思いもありましたが今も体調が万全ではないこと、そして以前からの私の夢、水野由結としての夢に向かって進みたいという気持ちもあり、今回このような決断をいたしました。


__BABYMETAL新体制についてのお知らせより


私は彼女にごめんなさいなんて言ってステージを降りてほしくなかった。
水野由結のやりたいことは、BABYMETALのYUIMETALである限り叶えられない。
彼女にそう思わせない選択肢は、本当になかったか??


最近Perfumeのライブを観に行って、全然別のグループの話だと頭で理解していても、私はベビメタのことを思い出さずにいられなかった。

「適当なおじさんたちは『長く、長くね』とか言うんじゃけど、続けるのって難しいんよ」
「今までつらいこともたくさんあったけど、30代になって、続けてきて本当によかった、3人で一緒にいて毎日楽しいって思える」

ああ、ベビメタの3人にもこういう未来があったかもしれない。




私が心配なのは、由結ちゃんのことはもちろん、やっぱり推しの最愛ちゃんのことで。
今までずっと一緒にやってきた相方がいなくなるって、どんな気持ちだろう。
想像するだけで、いたたまれない気持ちになる。

プロ意識の高い彼女のことだから、私のいないところでとっくに振り切っているかもしれない。そうであってほしい。
でも、8年間一緒にやってきた片割れが「私もう無理だわ、ごめん」って、先にステージを降りていくやりきれなさを考えたらさ。そんな簡単に割り切れるものじゃないと思う。
最愛ちゃんのことだから、一人でもステージを成立させないとって、きっと頑張っちゃうじゃないですか。降りれないじゃないですか。

「たぶんもう、ふたごじゃないけど、一番最初に会った頃から、ふたりでひとつだったから」


ロッキング・オン・ジャパン BABYMETAL完全読本インタビューより


正直、この先ベビメタがどうなるかよりも、水野由結ちゃんと菊地最愛ちゃんの関係が、今もこの先も、壊れることなく続いてくれることのほうが、私にとっては10,000倍大事だし、気になることなので。どうかそうであってほしい。


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最愛ちゃんだって、好きなことをやってほしい。
義務教育終了とともに、さくら学院を卒業して自分の夢に向かってスーパーレディーを目指していく。さくら学院にはそんな鉄の掟があるじゃないですか。
元々先にそこにイレギュラーを作ったのは大人なんだから。
必要以上に縛られる必要なんてない。


ストイックにがんばる推しを見届けたい気持ちはありつつ、もはやそれってショービズでもなんでもない。
私はただひたすらに楽しいベビメタのライブが好きだったのだ。
すぅちゃんの歌が聴きたい。もあちゃんの笑顔が観たい。
でもまだしばらくは、ベビメタのライブを観に行くことができそうにない。


ゆいちゃんには、本当に感謝しかない。
ここまでがんばってベビメタとして突っ走ってくれてありがとう。
ゆっくり休んで、自分のやりたいことを、思い切りやってほしい。
どうかこれからもゆいちゃんが幸せでありますように。


今年はたくさんのアイドルが解散しました。
アイドルブームの終焉だなんて、軽々しく言う人もいるけど、アイドルじゃなくなった後も、その子の人生は続きます。
私たちファンにできるのは、好きな女の子が、ただひたすら幸せであるように祈ることだけなのです。