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現場がないけど息してる??
年間数十はなにがしかを観に行っている現場大好きアイドルオタクだったはずなのに、気がつけば今年は3月以降ほぼライブを観に行けておりません。
代わりに配信ライブが増えている昨今、おうちから観るライブは日々の大事な心の癒やしとなりつつあります。
「どうやったら在宅しながらも現場に近い臨場感のある環境を構築できるか」をテーマに、ここ3ヶ月くらいおうち環境を模索してきました。
前提として我が家のスペックを書いておくと、8帖程度の1Kという典型的な一人暮らし物件です。
こんな家でライブらしい没入感や楽しさのある環境が果たしてどこまで作れるのか。
同じような環境で、AV機器の購入を検討してる人も多いと思うので、知見共有としてエントリーにまとめておきます。
現場に行けなくて心折れてる人に届いて少しでも参考になれば幸いです。
オタク、プロジェクターを買う
配信でライブを観る機会が増えてきた夏頃からプロジェクターが欲しいなと考えるようになりました。
人様のブログやSNSでも買ったという声を見かけるようになって、確かに大画面でライブが観れたら没入感が大きくて楽しそうだなと思い始める。
実際にどれを買ったら良いのか?といろいろ悩みましたが、口コミもよく、買っている人をよく見かけるXGIMI MoGo Proが間違いなさそうだなと的を絞りました。
お値段7.5万円となかなかお高いのですが、私が買ったタイミングでは日本の正規代理店でメルマガ登録して買うと、15%オフのクーポンつき&三脚プレゼントだったので、63,580円で購入できました。
実際に部屋に投影してライブ配信を観てみると、なるほど、確かにこれはいい。
画面が大きいことによって臨場感が増す。
推しのかわいい表情もバッチリ大画面で観られる。
ただ、期待していたよりも明るさは強くなかったので、もうちょっと明るい方がよりクリアにシャープに観えるだろうなという印象です。今私が買うんだったら、今年7月に発売された上位版のXGIMI Haloを買うと思います。こっちの方が9.2万円とお値段はさらにはるんですけど、より明るいので、もっときれいに見えるだろうなあと感じました。(MoGo Proは300ANSIルーメン、Haloは最高800ANSIルーメン)
また、そのまま壁に映すと、結構ぼんやりと解像度低い感じに見えてしまいます。
原因は、壁紙に細かいシワがあること。
こうなると「うーん、もうちょっと綺麗に観たいな」と欲が出てくるんですよね。
あ、私知ってるこれ。オーディオ沼と同じやつだ。
オタク、スクリーンを買う
Amazonでさっそくスクリーンについて調べてみましたが、これが結構ピンキリ。
安いやつだと3000円くらいで買えるんですが、
- 自分で壁にピンなどで貼らなければいけない(私は不器用なのできれいに自分で貼れる自信がない)
- 当たり外れが大きい(中国製の安いものは届いた段階でシワがあることも)
ということもあって、どうせだったらもう少しいいものを買いたいなと。
加えて
- できれば常時出しっぱなしではなく観終わったら都度しまえるものがいい
- ただし、スイッチや紐を引っ張って格納するタイプのスクリーンは重量があり、壁に釘などで穴を開けることが必須(賃貸では無理)
といった点があり、何を買うかは相当悩みました。
そんなこんなで私が買ったのはこれ。
- 90インチのサイズでも重さが約2キロとかなり軽量。そのため壁ピンで留められる。
- くるくると手で巻いて手動で収納できる。
といった点から、「壁に穴を開けずに済んで、都度収納できるもの」という意味では、一択という感じでした。
お値段は1.5万円(私が買った時は14,980円)とスクリーンの中では高いものですが、国内のスクリーン専門店が作っていることもあり、品質もよく、保証も充実(最長メーカー10年の無料保証)。
さっそく投影してみましたが、なるほど、これはかなり差が明確。
左(上)がスクリーンなしのもの、右(下)がスクリーンありのものです。投影物のシャープさが段違いになる。
今までよりもきれいに観えるわ、買ってよかったな~!!と思ったのも束の間、こうなってくるとさらに欲が出てくるんですよね。
「音、もうちょっと迫力ある感じに聞こえるとより臨場感増すのでは?」
こうして、サウンドバーを購入検討し始めるわけです。
オタク、サウンドバーを買う
STAY HOME期間に入って、我が家にFire TV Stickを導入し、テレビでYouTubeやAmazonプライムビデオを観ることが劇的に増え、ちょうど我が家のテレビのスピーカーのくぐもった感じが気になっていた頃でした。
テレビ台にサウンドバーを置いてプロジェクターとつなげば、音声出力もそこからできるし、一石二鳥だよね!と思ったものの、調べてみると別の問題が出てきます。
世のサウンドバー、結構でかい。
我が家のテレビは32型、テレビ台は60センチなので、だいたいその幅に収まる大きさのものが欲しいんですが、サウンドバーってだいたい80センチ~90センチくらい平気でするのね。テレビ台余裕ではみ出しちゃう。
壁に取り付ける手もあるのですが、我が家のテレビ台周りにはそんなスペースもなく。
どうすんべかな、と思っていた矢先に発売されたのがこれでした。
幅60センチのサウンドバーが出る!しかも大きさで断念したYAMAHAの別モデルのやつ!!
ということで購入しました。Amazonが一番最安値なんですけど、発売直前にWEBで買おうとしたら在庫売り切れになっていたので、ビックカメラで注文しました。(21,698円。ポイントふまえると当時はAmazonとほぼ同額の約1.98万円だった)
届いてさっそくつないで配信を観てみると、うん、確かに違う。
元々XGIMI MoGo Pro自体にHarman Kardonの高音質スピーカーがついているので、単体で使用しても全く音が悪いわけではないのですが、SR-C20Aをつなぐと、音の厚みが増す、情報量が増す、という感じ。
「バスエクステンション」と言われる低音のブーストモードもあるのですが、こちらはややブーミーな感じがして私はオフにした方が好みでした。商品ページの説明などをみると低音をウリにしているようなのですが、サブウーファーをオンにするだけで低音十分&思ったよりも中音域がバランスよくきれいにあがるモデルなので、イコライザー設定で強調をかけるよりも、シンプルな素のままの音の方が狭いワンルームでは聴きやすい音になる気がします。(もちろん、ご近所へ迷惑にならない範囲で音量には気をつけましょう。)
これで、音にも迫力が増したな!いい環境だ!!と思ったのですが、まだライブハウスと違って何かがもの足りない気がする。
もっと……もっと根源的な何かが……。
「これ、光ったらもっと楽しいんじゃない??」
そうなるともうあれを買うしかなくなってくるわけで。
オタク、ミラーボールを買う
いらないと思うじゃないですか、部屋にミラーボールなんて。単なる悪ふざけでしょって。
あのね、マジで世の中の人もっとカジュアルに部屋にミラーボール置いたほうがいい。
得られる笑顔の量が価格に対してハンパないから。
届いた日、部屋に設置して、その後30分くらいいろんな曲をかけてずっと笑い転げてました。
部屋が光るってだけで非日常感がすごい。無条件で楽しい。
(※Twitterの画像をクリックすると動画で音声が流れます)
ワンルームにミラーボール導入したらすごく楽しいので一家に一台ミラーボール推奨します pic.twitter.com/gO6IAwdJFc
— ソースさん(sauce3) (@sauce3tw) 2020年10月4日
ちなみに買ったミラーボールは熱を持たなさそうなLED型のものを2,000円程度でポチったのですが、届いたやつ、スイッチも何もなくて電源オンオフはコンセントを抜き差しするのみという超シンプル設計(雑とも言う)で、中身の回線も見えてるし、どことなく歪んでるし、箱も潰れてたし、超怪しげな商品だったのですが、それも含めて愉快なのでよしとしています。商品説明をみると音にあわせて光る「音声制御」をウリにしているっぽいのですが、実際に音楽をかけて光らせると、連動してるんだかしてないんだがよくわからない胡散臭い感じも含めてカオスで気に入っています。
※当時の商品はすでに売り切れていたので、Amazonリンクは参考イメージとして別の類似商品です。
実際にプロジェクターでスクリーンに配信を投影しながら、ミラーボール(?)を投影するとこうなる。
(※Twitterの画像をクリックすると動画で音声が流れます)
最高の環境を手に入れてしまったな… #OMOTENASHIBEATS pic.twitter.com/E60bJiZOl3
— ソースさん(sauce3) (@sauce3tw) 2020年10月4日
暗い部屋が光って、いい音がなって、視界にライブの様子がうつると、不思議と「箱」感が出てきます。
そうなると、だんだん飛び跳ねたくなってくるんですよね。
とはいえ、ここは賃貸物件。階下への振動や音が気になります。
そんな時、ベストソリューションがクッション性の高いヨガマット。
元々おうちでのフィットボクシング&リングフィット用に購入したものですが、これが思わぬところで役立った。
足元に敷いておけば、ライブを観ながらノリノリになっても安心です。
ヨガマットもピンキリあるみたいで、私は
- クッション性が高く衝撃を吸収しやすいもの(1センチ以上、できればTPE素材)
- 幅が広いもの(一般的なヨガマットは幅60センチに対して80センチ)
の条件にこだわって購入したのですが、これがよもやライブハウスの床になるとは誰が予想していただろうか。
安いものだとヨガマットって2,000円くらいで買えるんですけど、ちょっといいものを買っておいてよかったなと思いました。
改めて買ったものの金額を列挙すると、以下となります。(税込み価格)
- プロジェクター 63,580円
- スクリーン 14,980円
- サウンドバー 21,698円
- ミラーボール 1,999円
- ヨガマット 4,221円
合計金額:106,478円
ミラーボールとヨガマットはお好みで……ということでだいたい10万円あれば、家でのライブ配信を観るのがめちゃくちゃ楽しくなります。もらった給付金、まだ使ってないなという方は、この機会にお家の環境をアップグレードさせてみてもいいのかもしれません。
まあでもこのエントリーをわざわざ最後まで読むタイプの人は、給付金とか待つまでもなくすでに10万円以上の買い物してるし、なんならチケットの返金でそれ以上の金額戻ってきてると思うけど!!!
やることも制限されがちだし、不景気だ何だってつらい世相ではありますが、先にメンタルがやられると収入もヘチマもなくなるので、無理のない範囲で、自分が楽しくなるお金の使い方をして、適度に経済を回していきたいですね。
もし他にもこういうものに投資するとより楽しくおうちで在宅オタクできるよ!というオススメがあったら、コメントなどで教えてくれると嬉しいです。