体験として非常に上質で、夢のようなライブだった。
考えてみたら、コロナ禍以降初めて見るバンドライブだったんですよね。
久しぶりに生音を浴びてめちゃくちゃ気持ちよくなってしまった。
サブスクで聴いてたふりさんのアルバム、すごくよかったので盤も買ってしまった。キャッチーな本間サウンドも大好きなんだけど、ふりさんのコンセプチュアルな歌詞も大好き#降旗愛 #Moonrise pic.twitter.com/Bt4tBEVX5h
— ソースさん(sauce3) (@sauce3tw) 2020年9月27日
降幡愛デビューミニアルバム「Moonrise」がめちゃくちゃよくて。楽曲・クリエイティブ含めて好きで、これはぜひ現場で観たいなあと。「Ai Furihata “Trip to ORIGIN”」初日の1st公演に行ってきました。
会場はBillboard Live YOKOHAMA。かつドレスコード有りという。ときめいちゃいますね。
初めて行く会場だったので非常に楽しみだったんですけど、もう想像以上に素敵な空間だった!!!毎週末あそこで酒飲みながらライブ観たい。
余裕を持たせて会場入りしたので、開演までのんびり過ごしました。バーボンをちびちびやりながらチョコつまんで開演までのBGMを聴いているだけでも楽しい。
ラグジュアリーでいい箱なので、これからライブに行かれる方はぜひおめかしして早めに入場して、ドリンクと軽いおつまみなどを頼みつつ、ゆっくり楽しんでください。ライブを作ってる側もそういう体験をしてほしいと思ってあの箱を選んでるはずなので。
座って飲食しながらライブを観ることの楽しさを覚えたので、ビルボード横浜のライブまた来たいな~。
ライブが始まると久しぶりの生演奏にすっかりテンションが上ってしまった。だってもう超豪華なバンドメンバーなんですよ。
●出演者
Vocal:降幡 愛
Drums:江口信夫
Bass:根岸孝旨
Guitar:町田昌弘
Keyboards:nishi-ken
Chorus:会原実希
MCで「自分は岡村靖幸の影響で80年代楽曲にハマった、なので根岸さんと演れるのは本当に嬉しいんですよ」と話してましたが、いや、そうだよなあ。根岸さん、古くはサザンのサポートから、30代からするとCoccoのプロデューサーだったり、ヒットソングを多く手掛けた名だたる名プレイヤーなので。さくら学院のバンドアレンジも根岸さんでしたね。
Cocco - 強く儚(はかな)い者たち 【VIDEO CLIP SHORT】
nishi-kenさんのキーボードも彩未ちゃんライブ以来でした。
しかし、本間昭光プロデュースでこの人がキーボードとなると、ほんと彩未ちゃんデビュー時にシティーポップの波が来ていればなあ……とちょっぴり悔しい気持ちにならざるを得ない。ワンチャン対バンやってくれんか。
本間さん/nishi-kenさん作曲の「パラレルワールド」↓↓↓
武藤彩未 「パラレルワールド」 | Ayami Muto "Parallel World" - Welcome to Japanese Little Red's dream world
ミニアルバム「CITY」、ふりさんの詞もとても魅力的。一曲一曲にドラマのようなストーリーがあって、アーティスト降幡愛のクリエイティブ性が詰め込まれています。そこにめちゃくちゃキャッチーな本間プロデュース楽曲がのっかってくるので、そりゃ耳が捕まっちゃうよなあという感じ。
詞先でよくこれ作ったな、プロはすげえなと素朴に思っちゃうんですよね。だって「しーてぃーしーてぃー♪」「ヤダ♪ヤダヤダヤーダ♪」ってもう聞いてすぐ口ずさみたくなるやつじゃんこれ。
事実、自分の周りやネットのレビューなんかを見てるとAqoursや声優にそんなに興味ない人にも聴かれていて、公式がプロモーション記事もナタリーに出稿しているのを見ると、既存のファン以外のサブカル層や音楽好きにも広く聴かれたいのだろうなと思います。ほんと、幅広く知られてほしい。
きらびやかなお召し物を着たふりさんが言った「アーティスト降幡愛を好きだと胸を張って言ってもらえるような人になりたい」の一言にぐっときました。ジャンルとジャンルを越境するような人に弱い。
またこういう非日常感の溢れる会場で、アーティスト降幡愛のライブを観てみたいです。