二度漬け禁止

主に趣味の話(たぶん8割アイドル)のブログです。

Guilty Kissの2ndワンマンライブを観た

オタク構文で言えば「アイドルメタルでしか摂取できない栄養がある」というやつ。久しぶりに満たされて肌ツヤツヤです!!


natalie.mu


コロナ禍に入る直前に開催されたGuilty Kissの1stワンマンは、私の中で2020年文句なしに一番楽しかったライブだった。(その年の2月以降にはほぼライブの予定が消し飛んでしまったこともあるけれど)
トロッコからくらった逢田梨香子の投げキッスや小林愛香の指差しレスを反芻しながら、ライブ会場最寄りの飲み屋で「Guilty Kissのライブ毎週観たい…」と友人をくだを巻いていたあの楽しい記憶は、今でも鮮烈に思い出せる。
それから世界は一変してしまったけれど、約1年半の時を経て、Guilty Kissが帰ってきてくれた。
「Guilty Kiss is back」とスクリーンに映し出された瞬間、それだけで感極まってしまった人も多かったんじゃないかな。



今回は新作楽曲が収録されたファースト・アルバムを引っさげての2ndワンマンライブ。
以前アルバムが出る前に冗談でBABYMETAL好きの友人と「ギルキスの新曲、(BABYMETAL作曲陣の)NARASAKIとかゆよゆっぺ来ないかなー」と言っていたらまさかのMEGMETALことMEGさんだった。ヤッターーーー!



Aqours「Fantastic Departure!」がBABYMETAL「DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto)」作詞・作曲コンビであるKanata Okajima&MEGMETALだったことも嬉しかったけど、それも今思えばよい布石になっていたんだなと思う。



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(MEGさんが作曲や編曲に関わったBABYMETAL楽曲たくさんあるので、これをきっかけにAqoursのオタクにもぜひベビメタ聞いてほしい)



今回はHR/HMアイドルユニットらしいGuilty Kissの世界観にあわせて、MEGさんのメタル節が存分に生かされていた。
私は元々BABYMETALのオタクなこともあって、好きと好きがリンクしたのがめちゃくちゃ嬉しかったのです。
AqoursもBABYMETALのどちらもアーティストマネージメントはアミューズなので、ベビメタで成功したやり方や才能がうまく横展開されているなあという感じ。残念ながらBABYMETALは活動休止が発表されてしまい、当分新曲の発表は見込めないだろうなと思うので、他のベビメタ作曲家陣もギルキスに楽曲提供してくれませんかね……。切実に。


今回は初の生バンド演奏、しかもMEGさん自身もギター兼バンマスとして参加ということで。強力なバンドメンバーを引き連れてギュワンギュワン力強いサウンドを奏でてくれていました。個人的にはもっとバンドの音の比重がデカくてもよかったくらい。
今回はアリーナの一番後ろで観たので、残念ながらステージの様子は見えにくかったのですが、その分後ろの観客に気兼ねなくビョンビョン跳ねまくって汗だくだく、脚ガクガクになった。この頭空っぽにして音に身を任せてはしゃげる感じ、コロナ禍だと本当に貴重な体験になったなあと思います。


Guilty Kissのメンバーも生バンドに負けないパフォーマンスで、1stライブの時よりもさらに進化してるなと感じました。このコロナ禍で、個人のソロ活動が増えたこともあるんでしょうけど、ひとりひとりのパフォーマンス力が底上げされて、それがグループやユニットに還元されて全体がパワーアップする感じ、ジャンプ漫画みたいで好きです。(数年後にまた会おう!って言ってレベルアップした仲間たちが再集結するエモい展開ね)
これだけ歌える3人(声優)をよく集めてきたな~と思うし、どんどん華があるスターになっていくその変遷を観れるの本当に贅沢。
冒頭メンバーが現れた瞬間、「逢田梨香子のツインテール超かわいいな!!!!!!!!」って心のなかで悲鳴あげたよね。
キャラクターの「かわいい」の解像度をあげるために全力を尽くしてくれるキャストとスタッフのみなさんにもれなく一杯奢りたい。またこの髪型やってほしいな~。



「ライブの終盤にやったら絶対エモさが映えるだろうな」と期待していた「Nameless Love Song」。今回MEGさんが提供してくれた三曲の中で一番MEGさんらしさを感じて好き。(疾走感があって胸が熱くなるギターのリフが印象的で、BABYMETALの「シンコペーション」にも通ずる雰囲気があるなーと思う。)ラストの曲として歌ってくれて、嬉しくてずっと飛び跳ねながら手をブンブン振っていた。
アンコール明けにやってくれた「Guilty!? Farewell party」では楽しいパーティーは終わらない、終わらせないというメッセージのこもった歌詞と歌いぶりにグッときてしまった。そうだ、終わらないんだよな。私たちが望めば。


帰り道、ライブ帰りの心地いい疲労感を抱えて帰りながら、自宅最寄りのコンビニでキレートレモンでアミノバイタルを流し込んで寝るというルーティンを、久しぶりにやれたので満足です。幸い筋肉痛はそこまでひどくなかった。



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