二度漬け禁止

主に趣味の話(たぶん8割アイドル)のブログです。

MIC RAW RUGA ワンマンライブを観た

4人体制のMIC RAW RUGAを観るのはこれが
初。前に観た時は約2年半前だったので、かなり久しぶりだったのですよね。
めちゃくちゃ楽しくて汗だくになってビョンビョン飛びまくって膝にダメージくらうレベル。
まさか令和に「まず太鼓」が聴けるとは思わないでしょ!


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最後に観たのがまだHINASEちゃんが抜ける前。
Eチケさんの作風って、あえて女の子にゴリゴリにラップさせずに、ちょっと拙さや未完成さを残す、みたいなところがある。そこに叙情的でメロウなリリックが重なって、なんとも言えない切なさを醸し出してくれるのが特徴的なんですが、MIC RAW RUGA(laboratory)時代においては、わりとそこのコアを担ってるのがHINASEちゃんの印象だったんですよね。
それがなくなって以降のグループの在り方を私は全然追えてなくて。


それがこの4人体制になって初めて見てみると、まあ全く違う!!
いい意味で初期とは別グループだと感じました。
ダンサー出身のAKIRAちゃんによるバッキバキのダンスと、そこに負けじと呼応してパフォーマンスを魅せるREIちゃん。
この2人がコアとなって、その上にMIYAちゃんの澄んだ歌声と、クールで華のあるHANNAHの低い声が重なってくる。
グループとして必要なパーツがそろった!という感覚があってこその今日のワンマンなんだなあ、というのがわかるステージでした。いいバランスだなー。
laboratory時代は、ライムベリーの進化系ユニットの印象があったけど、スキルフルなメンバーの加入やメンバーのセルフプロデュース能力により、また別の系統の、ラップもダンスもバキバキのパフォーマンス志向グループに進化した、という過程を目の当たりにして、なるほどこうなったんだーという驚きがあった。
楽曲も直近はビートが速いクールな曲が多いですね。ダンス映えを意識してるのかな。
最近まであえて踊らないlyrical schoolを観ていたので、対象的なステージングが新鮮でした。


ライブ中に聴いた曲で印象的だったものとしては、ライムベリーファンにはおなじみの「まず太鼓」が約7年半ぶりの披露ということで。7年半!?7年半も経ってるの???と書きながら月日の流れに慄いています。2010年代前半のアイドルオタク、墓から出てきてほしい。
個人的には根本凪ちゃんの「アウトラウド」の披露も大変嬉しかったです。大好きな曲なので。ご本人はもうVtuber活動をされていて、なかなかライブで聴けることはないと思うんですけど、こうやって歌い継いでくれるのは嬉しいな。


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今回のライブタイトルが「PAY YOU BACK(借りは返すぜ)」。相次ぐメンバー脱退やコロナ禍によりうまく活動ができなかったことなど、いろんな歯痒さがある中だったと思うのですが、ここから快進撃の始まりだ、という狼煙のようないいライブでした。