二度漬け禁止

主に趣味の話(たぶん8割アイドル)のブログです。

さくら学院サブスク解禁されたからおすすめ楽曲挙げていく【プレイリストつき】

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祝・サブスク解禁!!!
私の大好きな成長期限定ユニット・さくら学院の楽曲がApple MusicやSpotifyなどで聞けるようになりました。めでたい。
とはいえ10年分の楽曲なので、どこから聴いたらよくわからんという方も多いのでは。
この機会に聴いてみようかなという方にぜひ聴いてほしい、私のおすすめ曲を紹介していきます。
記事末に曲が視聴できるAppleMusicのプレイリストも置いておきますのでご活用ください。



【おさらい】さくら学院とは

芸能事務所アミューズが運営する成長期限定ユニット。小学校高学年~中学校卒業までのメンバーで構成される。名前のとおり、学校をモチーフとしており、校則に「スーパーレディーになる」ことなどを掲げ、転入式、学院祭、卒業式などのライブイベントや、各業界のエキスパートから学びを得ることを目的とした公開授業などのイベントがある。卒業生に、BABYMETAL、三吉彩花、松井愛莉、武藤彩未、佐藤日向、堀内まり菜など。ファンの呼称は「父兄」。


【忙しい人向け】極力手間をかけたくないあなたに オススメ試聴方法

さくら学院の場合、メジャーレーベルでなくなった2015年度以降は新規曲が減るので、2010~2014年度のアルバムまでをまずは一通り聞いてみる→好きそうなら2015年度以降をチェックしてみる
が一番手間がかからない方法ではあります。
アーティストで検索してアルバムザクザク追加して流し聴きしたい人にはこれが一番楽かも。でも、2015年度以降にももちろん名曲はたくさんあるんだよ…!!!というわけで次から個別のおすすめ楽曲の紹介です。


おすすめ楽曲紹介

Song for smiling

軽快で明るくて聞いてるだけで楽しくなってくる楽曲。天気のいい日のお出かけに、ドライブのお供にいかがでしょうか。
女の子たちの教育機関というコンセプトのさくら学院には「賢くなれるシリーズ」という楽曲がありまして、これもそのうちの一つ。聴いているだけで英語の慣用句が学べるという、小さなお子様のいるご家庭に勧めたい一曲。
PVもすごくよくて、楽しそうにクッキー作ったりお絵描きしてる子どもたちがキラキラ眩しくて、見てると熱くなる目頭をおさえて俯くことになりがち。


Sakura Gakuin Song for Smiling Full PV 1080p]


FRIENDS

これぞさくら学院の真骨頂。親友への想いをテーマにした歌で、ライブでも必ず披露される定番曲としてファンも多い。アイドルソングに興味があろうがなかろうが、かつて少女だったことがある全ての人に聴いてほしい、そんな歌です。(いわずもがな男性が聴いても名曲)さくら学院父兄からは「cAnON.曲にハズレなし」と謳われるcAnON.先生の作詞作曲。
PVが本当に素晴らしいのでぜひみんな観て目を潰してほしい。バスに集められる→先生がきてドッキリか!?と思いきやみんなで修学旅行に→成田ゆめ牧場でめっちゃ遊ぶ、という内容なんですが、女の子たちの青春のきらめき過多がすごい。まるでショートムービーのような、さくら学院にしか作れない、アイドル史の歴史に残る映像作品だと思います。
個人的には「ありえな~い」とか言ってクールぶってるみよっちゃんが修学旅行にいけるってなった途端めっちゃテンションあがって隣のあいりーんと手をあわせて喜んでいるのと、成田ゆめ牧場の原っぱで仲良しのメンバーへの気持ちを作文にしてリアルに当時喧嘩してたねねらうが仲直りしてガチ涙流してるのと、それを観た森先生(大人)がもらい泣きしてるのが好き。なんだこの優しい世界……。



Sakura Gakuin - ''FRIENDS'' Music Video [さくら学院]


My Graduation Toss

the brilliant greenの川瀬智子(Tommy heavenly6)が提供した「私たちの学生時代にもこんな歌ほしかった!!」と願わずにはいられない珠玉の卒業ソング。BABYMETALのSU-METALとして一躍世界に知られることとなった中元すず香がメインボーカルを務める。すぅちゃん卒業時にこの歌をぶつけてきたさくら学院運営、そのクリエイティブセンスやよし!!!毎年行われるさくら学院の卒業式やその前のライブでは大事に歌い継がれており、ここ!という中元すず香パートの要を誰が引き継ぐか毎年父兄的見どころがある。


さくら学院 - My Graduation Toss


未完成シルエット

知った風の父兄に口を開かせると「安定のcAnON.曲……」と語彙力のかけらもないレビューが返ってきがち。はい、安定のcAnON.曲です。それだけで俺たちに言葉はいらない。
cAnON.さんらしいピアノとストリングスのアレンジ、きれいで切ないメロディー、仲間と過ごした青春の輝きと別れの寂しが胸をうつ作品。毎年最後の「バイバイ!」を誰がどんな風に歌うのかが父兄的見どころ。初披露された2013年度のねねどんの底抜けに明るい「バイバイ!」が満点過ぎるんだよな。


君に届け

これも!また!!cAnON.曲!!!だって名曲なんだもん。リリース時に歌唱した菊地最愛ちゃんの声が印象的過ぎて、後の代のメンバーが歌っていてももあちゃんの声が聞こえる。これは……幻聴……?
「父兄さんへの感謝を届けたい」と常日頃言っていた菊地最愛ちゃんの信念と希望をここまで素敵な楽曲に昇華させてくれてありがとうございます、cAnON.先生。


Carry on

これもcAnON.曲。どれだけ好きなんだ自分。さくら学院にしては珍しく横ノリして踊れるグルービーな楽曲です。まったりとした曲調ながらも繰り返し聴きたくなる不思議な魅力がある。こういう「しっとりと盛り上がれる名曲」がたくさんあることも、さくら学院の特筆すべき美点なんだよなーとしみじみ感じさせてくれる一曲です。


オトメゴコロ。

さくら学院の中では珍しく、歌謡ロック調で盛り上がるかっこいい系のキメ曲。まあ歌ってることは学生らしく「あの子の隣になりたい!」ってだけなんですけど。同じように席替えをテーマにした名曲「学園天国」をモチーフにしていると思われますが、曲調としてはだいぶ違いますね。ここぞとばかりにメンバーが普段やらないクールなキメ顔を披露する場となっているので、ファン的にはライブで披露されると双眼鏡をあわてて構える曲です。「オトメゴコロ。」と同系統のキメ曲「I・J・I」も捨てがたい。どちらかが披露されると父兄嬉しい悲鳴をあげがち。


Hana*Hana

賢くなれるシリーズの一曲で、お花の名前と花言葉が覚えられる親切設計。楽曲がとにかくかわいい。聴いてるだけで笑顔になる。疲れた社会人全員聴いてほしい。
MV初出時にオーガともあちゃんのラップパートがあまりにもかわいくて「なんだこのかわいさの暴力は……」と衝撃をうけた思い出。(めっちゃ再生した)


さくら学院 - Hana*Hana


サイエンスガール ▽ サイレンスボーイ

さくら学院内のユニットといえば、重音部から発展し爆発的ヒットとなったBABYMETALが有名ですが、その他にも素晴らしいユニットと楽曲がたくさん。まずは「科学部 科学究明機構ロヂカ?」が歌うこの曲を推したい。
初代科学部メンバーには「ラブライブ!サンシャイン!!」「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」などへの出演を経て一躍人気声優となった佐藤日向、そして先日ランティスからソロデビューを果たした堀内まり菜が在籍。みんな、立派になったなあ……。
科学部はそのコンセプトのとおり、化学やテクノロジーが歌の主題になることが多く、本曲も化学式などが歌詞にふんだんに盛り込まれて独特の世界観となっています。思春期らしい淡い恋心を歌ったテクノポップで、ジュブナイル小説を読んでいるかのような気持ちになれる一曲。じゅわっとしたサイダーを飲んだ後みたいな、不思議な清涼感がある。
作詞・作曲はボカロPとしても知られるEHAMICさん。科学部のEHAMICさん曲、近未来感のあるテクノポップ好きにはたまらんので、ぜひ同部の「Welcome to My Computer」などもあわせて聞いてみてほしい。


さくら学院 科学部-サイエンスガール▽サイレンスボーイ


Dear Mr.Socrates

さくら学院バトン部 Twinklestarsの楽曲。さくら学院サブスク解禁からなぜかサブスクでも聞けた曲。(レーベルが本体と異なるLD&K Recordsだったためと思われる)楽曲提供はポスト渋谷系として知られる元Cymbalsの沖井礼二さん。(現在はTWEEDEESとして活動)「ソクラテスにウインクして街へ飛び出そう 不可知論に背を向けたら 世界は思うまま」って小中学生に歌わせた沖井礼二天才では……?沖井さんのアイドル楽曲がドルヲタから絶大な信頼を得ているのがうなずける一曲。
あとバトン部かわいい。とにかくかわいい。武藤彩未が隔世の美少女っぷりを遺憾なくMVでも発揮しており、ほんとよくこの子たち集めてきたなアミューズ……とキッズ事業部に想いをはせざるを得ない。


Twinklestars「Dear Mr.Socrates」


Brand New Day

三吉彩花、松井愛莉の二人で結成された新聞部 SCOOPERSが唯一リリースしたユニット曲。二人の卒業後はほぼ歌われる機会がなくなってしまったものの、シンプルなギターサウンドながらも青春のあまずっぱさが凝縮されており、天気のいい日には決まって聴きたくなります。作曲はBABYMETALの「ド・キ・ド・キ☆モーニング」「メギツネ」でも知られるのりぞー(NORiMETAL)さん。
みよっちゃんやあいりーんは、当時の自分の歌声が恥ずかしく思えたり、あまり好きでないのかもしれないけど、この微妙に固くてこなれてない感じが逆にめちゃくちゃグッとくるんだよなあ。どう聞いても歌がうまい彩未ちゃんやすぅちゃんとは違って、また別のよさがあります。


夢に向かって

2010年12月にリリースされた記念すべき1stシングル楽曲。さくら学院といえばこの曲。「携帯メールでね 励まし合ったメッセージ」の歌詞とか今みると時間の流れを感じますね。
サビの「はばたけ 夢に向かってまっすぐ 明日じゃなくていますぐ」の歌詞は、さくら学院らしくて素敵なフレーズだなといつ聞いても心打たれます。思わず駆け出したくなるような青春の希望に満ち溢れた、長年歌い継がれてきた名曲です。10周年最後の卒業式もこの歌で笑顔で終えてほしいなあ。

まとめ

書いているうちに「あ、これがきりがないやつだな、全楽曲レビュー書ける」って気づいたので一旦ここらへんで筆を置きます。本当どの曲にも思い入れがありすぎる。
さくら学院の特徴として「毎年メンバーが変わって楽曲が継承されることで曲の顔がどんどん変わっていく」こともあると思っていて。その年その年にあのライブで披露されたこの曲がよかったと、延々と語りたい思い出がある。
サブスク解禁に伴い、公式Twitterでも「#さくら学院のうた」で曲の思い出やおすすめを募集しているようですので、ぞれぞれの楽曲を聴いた後に、感想や思い出をハッシュタグつきでつぶやいてみるのもよいのではないでしょうか。