二度漬け禁止

主に趣味の話(たぶん8割アイドル)のブログです。

小宮有紗ファンから見た出演作品レビューとおすすめランキング

小宮有紗をおすすめするブログを書いた。冷静に読み返したら
「顔と身体がヤバいイイからとりま写真集課金しろ」
「マジで食ってばっかり」
「役と変顔のクセがすごい」
みたいなことしか言ってなくて、本当に小宮有紗気になってる人のためになれてるか不安になってきた。

sauce3.hatenablog.com


女優のことを知るにはやはり百聞は一見に如かずで実際に作品を観るに限る。
だからこのエントリーでは、今まで観た小宮有紗の出演作品のレビューをして、彼女の魅力を伝えたい。「今から小宮有紗の作品を見たい」と思っている人の助けになればと思う。


作品ごとに以下の評価軸を設けた。作品によっては登場が一瞬で終わるものもあるので、ファンから見た満足度を表現するためだ。

  • ありしゃ度(小宮有紗を堪能できるかどうか。尺によって変わる)
  • このありしゃがイイ!度(作中の演技や役がハマってたりおもしろいと思えるかどうか)

後半ほどオススメ度が高い作品となる。作品紹介という特性上ネタバレも含まれるので注意。
2019年5月現在まだ観られていない作品もあるので、随時追加していくかも。

孤独のグルメ Season4


焼肉屋の店員役でチラッと出てくるんだけど、まず八王子の焼肉屋にこんなキレイな店員はいない。場所が小宮駅ということだがまさかそんな理由で……?
「お待たせしましたー豚足です」って小宮有紗がゴローさんに豚足持ってくる。まとめ髪で質素な格好をしているものの、首めっちゃ長くてキレイだな!!!とかえって隠しきれない非一般人オーラが醸し出される。
この人の場合、顔も派手だしスタイルもいいので、モブで登場しようとすると「いや嘘だろ!!!」ってツッコミたくなるシーンが発生する。他作品でも度々同様のことが発生するのでそれも含めてありしゃヲタは登場を楽しむべし。

  • ありしゃ度:★
  • このありしゃがイイ!度:★

モブサイコ100


冴えない保険外交員として登場。すっぴんというか、むしろまゆとか目の下の隈を強調して、もっさり見せるメイクをしている。美人役を演じることが多い小宮有紗においては珍しい。ストーカーさながらに無理やり結婚を迫る顔はかなりキチガイめいていて凄みがある。登場シーンは1分程度だが、インパクトは絶大。ありしゃのスプーキーな顔が見られる貴重な作品。

  • ありしゃ度:★
  • このありしゃがイイ!度:★★

新宿スワンⅡ


キャバ嬢のスカウトに声をかけられる横浜っ子として登場。他の女性二人と並んで声をかけられるのだが、明らかにモブ女の中で一人だけヴィジュアルレベルが高くて浮いている。物語終盤、キャバ嬢が集められたオーディションにて愛想を振りまくシーンがありとてもかわいい。これで優勝しないのはおかしい。その後に「歌が上手いと褒められます」と話した別のモブキャバ嬢のカラオケで会場が謎の沸きを見せるが、そもそもキャバ嬢歌披露する必要なくね?小宮有紗の笑顔の方が強くね?と理不尽な気持ちになる。(最終的には広瀬アリスが謎のダンスで優勝をかっさらうのでそんなことはきっとどうでもいいのだ。)
逢田梨香子と仲の良い「ひかりんご」こと梶原ひかりも出演しており、女だてらにヤクザな男たちをボコボコにする強キャラとして輝きを放っている。梶原ひかりの代表作である「冷たい熱帯魚」の園子温監督作品なのでむべなるかな。

  • ありしゃ度:★
  • このありしゃがイイ!度:★

ダブルドライブ〜狼の掟〜


イケメン俳優二人に囲まれてヒロイン役として出演。主演の男性二人は2.5次元俳優として人気を誇る藤田玲と佐藤流司。筆者が舞台挨拶に行った時会場の9割が女性でビビった。作中では小宮有紗がヤンキー風の情に厚い女性を演じている。ありしゃの演ずる役あるある「人殺しやヤクザなどロクでもない男に惚れる」「ライバルグループに拉致られて襲われそうになる」のお約束をどちらも満たしている。
途中で地元のチンピラデブと付き合っていた過去が露見し、「こんなやつでも小宮有紗クラスの女と付き合えるんだ……」と不思議な気持ちになる。良くも悪くも男が強いヤンキー映画なので襲われそうになったり性的なからかいを推しが受けるシーンを見なければならない。女性が見るにはきつい映画では?と思ったけどキャスト的にターゲットは女性なんだよなあ。

  • ありしゃ度:★★
  • このありしゃがイイ!度:★

BACK STREET GIRLS ゴクドルズ


登場する女性陣がみんな特撮出身という東映シナジーを感じる作品。「仮面ライダーエグゼイド」に出演した松田るか等が出演。ヤクザが性転換してアイドルをやるという荒唐無稽なあらすじだが、細かい小ネタやギャグもパンチがきいていておもしろい。グループに何も知らずに加入する新メンバー役でありしゃが登場。ダンスが下手くそという役柄なのに、ステージのダンスシーンでは他メンバーよりも明らかに腕の角度や開き方が客席を意識したものになっており、隠しきれないアイドルビリティの高さが滲んでいた。(あまりに感動したので思わずコマ送りで何度も確認した)
余談だが、作中の楽曲をまとめたアルバム「IDOL Kills」がすごく良盤。清竜人が書いた「恋して♡愛して♡養って♡」のほか女性ラップユニットchelmicoやおなじみ大石昌良お兄さんも楽曲提供に参加しており、捨て曲がない。ゴクドルズワンマンライブやってほしい。

  • ありしゃ度:★★
  • このありしゃがイイ!度:★★

白魔女学園


でんぱ組.incが主演。魔女っ子同士が学園内でバトルロワイヤルする。ありしゃは敵キャラとして登場するが、無駄に百合百合しくて視聴者を困惑させる。みりんちゃんの耳をパクッとする小宮有紗が見られる。相手やばい美人とかだったらやばいやつ(語彙力)。小宮有紗が演じる女性のですわ口調率の高さ、なんなんだろう。
有紗パート以外も終始百合百合しいのだか、もがちゃんとねむきゅんが同じベッドに寝るシーン、はたからみても狭そうにむっぎゅむぎゅになっていて、「ねむきゅんのガタイの良さが引き立つだろうが!!!やめてやれよ!!!!」と思った。

  • ありしゃ度:★★
  • このありしゃがイイ!度:★★

夢二〜愛のとばしり〜


竹久夢二の人生を描いた映画。夢二といえば奔放な女性遍歴が知られるが、当然のごとくガッツリ濡れ場がある。推しの対面座位を観るオタク〜〜〜〜!!!体位がわかるレベルのかなり濃厚なやつ。でも、絵作りがしっかりとした綺麗な作品なので不快にはならないはず。夢二が生涯で最も愛した彦乃役なので、可憐かつ非常にファムファタール感のある小宮有紗がみられる。こりゃ夢二も落ちるな、という説得力。彦乃の口調がお嬢様言葉のため「目を閉じて聞くと黒澤ダイヤの処女喪失シーンじゃん」と言い放った友人の最低な一言により視聴当時別の意味で心に傷をおった。
個人的には濡れ場よりも「夢二役の駿河太郎さんって鶴瓶の息子なの!???」という事実の方が衝撃的な作品。

  • ありしゃ度:★★
  • このありしゃがイイ!度:★★

紺田照の合法レシピ

怖そうに見えるヤクザのお兄さんがひたすら美味しいご飯を作るドラマ。有紗は第8話で頭の軽そうなキャバ嬢役として登場。「今日指名なくて店も鬼暇でさ〜マッハで終わったんだ〜〜」「おいっす!一緒に飲む?(満面の笑顔でビールを差し出しながら)」とひたすら天真爛漫で鬼カワイイ。こんな女の子が指名入らないわけないだろ!!
ここでも小宮有紗の演じる女あるある「ヤクザの彼女」「人質としてとらわれて襲われそうになる」が発動。何度目だ。
個人的にはメイキング映像で小宮有紗の尻を強調する角度で撮っていいかとちょっと気恥ずかしそうに尋ねる男性スタッフ陣と「これでよければ。」と野武士のように答える小宮有紗がツボ。

  • ありしゃ度:★★
  • このありしゃがイイ!度:★★★

としまえん

現在絶賛公開中。小宮有紗がいじめられっ子役。現実世界ではあんな圧が強い美人いじめられないと思う。舞台挨拶では、主演女優らも「どうみても主犯格」といぶかしげだった。ネタバレすると小宮有紗が幽霊役として主演の北原里英らを追い込みまくるので小宮有紗ファンは見た方がいい。ありしゃ自身も「人生で初めての経験」と語っており、チャレンジングな作品になったと感じていることがうかがえる。
先日の舞台挨拶では「監督から『死んでる人の気持ちになって演じてみて』と言われたけど『私生きてるしなあ……』って思って」と理不尽な要求にこっそり疑問を抱いていたことを吐露した。素直か。
ありしゃ自身もかなり研究したと語る幽霊然とした気持ち悪い歩き方は必見だが、隠し切れないグラドル感があだとなってしまい登場シーンは「脚が、キレイ……!!!」の一言に尽きる。

  • ありしゃ度:★★
  • このありしゃがイイ!度:★★★

特命戦隊ゴーバスターズ


小宮有紗を世に知らしめた出世作。本人も「地球を一年間守ってたことがある」とよく話しており、今もファンミーティングでキャラソンを歌ってくれることを鑑みると、自分の基礎を作った大事な作品として認識している様子。(当時は撮影が大変すぎてプロデューサーのことを鬼だと思っていたらしい)
まだ19歳の栃木から上京ホヤホヤの小宮有紗が見られる。今よりもむちむちしておぼこいため、ややもすると親心のようなものが湧いてしまい、今までのように水着グラビアを見られなくなる諸刃の剣。筆者の友人はそれが怖くて未だにゴーバスを全く観れていない。
以前はAmazonプライムで視聴できたが、昨年見れなくなってしまい、20話弱までしか視聴できてていない筆者はdTVへの加入を検討しているところ。小宮有紗がガチのアクションをこなしており、身体能力の高さにファンは感銘を受けること間違いなし。
小宮有紗演じるヨーコはお菓子を食べれないと動けなくなってしまうという弱点があり、食い意地の張ったキャラが本人と似ている。かわいい。バディロイドと言われる相棒ロボットと喧嘩したり、兄のように慕うキャラの見たことない顔にマジ泣きするブラコン。ヨーコがとにかくかわいい。劇中では終始ホットパンツで、グラビア誌コピーの「太ももに説得力のある小宮有紗」の原型が堪能できる。「これを観て当時性の目覚めを感じた男子もいたのでは…」と個人的に気がかり。脚本はシリアス展開に定評がある靖子にゃんこと小林靖子なので、子ども向け特撮作品といえど、大人もガッツリ楽しめる重厚な名作。

  • ありしゃ度:★★★
  • このありしゃがイイ!度:★★

アウト&アウト


小宮有紗の出演作品の中では一番映画として好きだった作品。上映当時は上映館も少なく、期間も短かったけど、近年稀に見る丁寧に作られた邦画だったと思うのでまた観たい。「レオン」など小さい女の子とおっさんの組み合わせが好きな人には作品そのものをおすすめする。
小宮有紗演じる花屋の娘は、メインストーリーにはほぼ絡まないので、いなくても話が成立するけれども、彼女がいることで物語の物悲しさがより一層増すという絶妙な役どころだった。なお、ここでも小宮有紗の役あるあるの「人殺しと恋に落ちる」が発動している。「人を殺してしまったアウトローな俺が有紗に惚れられながらも恋愛に発展しないパターン、これダブルドライブでも観たやつだな」ってなった。なお今回小宮有紗に惚れた男は有紗の知らぬところで絶命する。映画を見た後に友人とご飯を食べながら「でも今際の際に小宮有紗思い出して死にたいもんな」「手に入らない女だったなあって憧れに殉じたいもんね」という結論に達したのでやむを得ない。
今際の際に思い出したい美女・それが小宮有紗。

  • ありしゃ度:★★
  • このありしゃがイイ!度:★★★

KIRI -「職業・殺し屋」-外伝


映えあるありしゃ推しにおすすめしたい作品第一位。とにかくクッッッソ萌える。萌えるから観て。
小宮有紗は悪い男を容赦なくけり殺す殺し屋というエキセントリックな役。ブーツに仕込んだ刃でホストにハイキックを食らわせて首を掻っ切った後に髪をファッサーかき上げながら舌なめずりするという、このシーンだけで最高だなというところがあるので、有紗ファンは繰り返し見て欲しい。また、同業の殺し屋と恋に落ちて、強気に迫りながらも影でハラハラしながら戦闘を見守る様子がソウキュート。相手役の久保田悠来さんもすごくイケメンでかっこいい。一応敵キャラなのだけど、見ている間にこの二人に感情移入してしまうので、主人公の釈由美子が負けることを祈り始めること不可避。この殺し屋二人でスピンオフ作ってほしい。
久保田悠来さんとは新宿スワンⅡでも再度共演となったものの、こちらの方では完全にヤク中の顔なのでイケメンの見る影も無い。

  • ありしゃ度:★★
  • このありしゃがイイ!度:★★★



なんか観たら随時追加していこうと思います。



女優 小宮有紗について

小宮有紗、モブに向かない。まさに黒澤ダイヤよろしく「華やかさと存在感」があるので、端役で出ると違和感の方が勝ってしまう。
となると、ここぞ!という脇役や主演級の役じゃないと小宮有紗の本領発揮ができないわけで。この顔で恋愛映画の主演を演じても、なんかきれいすぎるしなあ。
だからこそ、変わり者だったりアクション重視だったり、ひとひねりある役をやっていきたいという意向はあるのかもしれない。本人のチャレンジングな性格と、東映絡みの仕事が多いのでトリッキーにならざるを得ないというのはあるだろうけども。

個人的には

  • 清々しいくらい嫌な女(カルテットの吉岡里帆「人生チョロかった!」ばりに)
  • とにかくアクションがかっこいい役(秋元才加と組んで女だらけのアクション刑事ものやって)
  • オーシャンズ8みたいなゴージャスで美しくて強い女(真っ赤なドレス着て欲しい)
  • 堤幸彦やクドカンの作品に出てくる顔はきれいだけど一癖も二癖もある頭おかしい女(ケイゾク柴田ばりのやつ)
  • NHK朝ドラでめっちゃ味のある脇役(朝から顔を拝みたい)

あたりをやって欲しい。
とはいえ、本人が楽しんでできる役が一番だと思うので、まずは銀魂キャスティングを何卒…。