二度漬け禁止

主に趣味の話(たぶん8割アイドル)のブログです。

BABYMETALのライブを1年半ぶりに観れた話

YUIMETALの脱退やダークサイドといった路線変更もあり、もうBABYMETALのワンマンライブを観に行くことはないだろうと思っていた。

しかしここに来て、まさかの3人体制復活である。さくら学院で応援している藤平華乃ちゃんがサポートメンバーとしてがんばっているということを聞きつけ、ようやく重い腰を上げてライブビューイングを観に行った。
ベビメタのライブを観たのは約1年半ぶり。広島で「LEGEND - S - 洗礼の儀 -」に参加したのが最後だったので、かなり久しぶりに観たことになる。


川崎のリリスクワンマンライブからダッシュでLV会場へ。(himeちゃん考案セトリ最高に楽しかった)
幕が開くまではサポートメンバーが誰になるかはわからない。ドキドキしながら開演を待つと、ステージに立っていたのは華乃ちゃん。不覚にもこの瞬間かなりグッときてしまった。


華乃ちゃんって、さくら学院に入った時は、本当に絵に描いたような「落ち着きのない子ども」って感じで、こんな大きな舞台に立つとは全く想定してなかったんですよね。それが今や1万人以上の観客をわかせているという。これが彼女にとっていかにハードなチャレンジだったか。
完成されたグループに途中からジョインし、欠員がでたメンバーの役割を完璧に担い、自身が経験したことのないスケールの舞台に立ち、MCなしで鬼のようにテンポの速いメタルでひたすら踊るという。華乃ちゃんまだ14歳なんだよ。中学3年生なんだよ。身体だってできあがってない。ゆいもあだってそこ通ってきたじゃんって人もいるかもしれないけど、あの子たちだって14歳で武道館に立った当時はステージでヘロヘロになって蹴つまずきながらがむしゃらに踊ってたわけで。先輩が一歩一歩積み重ねてきた道を、何段飛ばして駆け上がらされてんだっていう。
もうこれを見せられたら「華乃ちゃんをベタベタに褒めたい」以外の感情がなくなる。どうせ公式には彼女がサポートメンバーであることは言及されないので、ファンはお手紙をしたためるしかないのだけど。隠す意味、マジわけわかんなくない?????


久しぶりに見るSU-METALとMOAMETAL。美しい。女神のように麗しい。やばい。もあちゃん、めちゃくちゃ色っぽくなってるじゃん。動揺するわ、13歳から観てた女の子があんなきれいになってたら。言葉にならん。ダークサイドとか言ってこんなかわいい女の子をドロンジョ様みたいにしてた運営マジで意味わからんな。


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マジでとち狂ってたしこれは株価も下がる



無意識のうちにどうしてもYUIMETAL在籍時代と比較してしまうけれど、3人体制の違和感としては、正直予想してたよりも少なくて「しっくりくる」感じがある。BABYMETALというフォーマットの強さを改めて感じたし、まっさらな状態で同じ先生についてるとこうなるんだな、とシンクロの秘密を垣間見た気がした。


ステージを見ていると、YUIMETALの不在をひしひしと感じる瞬間はあれど、やっぱり楽しい。身体が自然とウズウズしてしまう。そうだ、BABYMETALのライブはいつだって楽しい。すっかり忘れていた感覚だったけれど。
新曲の「PA PA YA!! (feat. F.HERO)」は嫌が応にも躍らせてくれるキャッチーさがある。

youtu.be


ステージを観ると「ああ、もう本当にBABYMETALにはゆいちゃんがいなくなってしまったんだなあ」といよいよ実感した。
大好きな菊地最愛ちゃん。二十歳のお祝いとなる今回のライブ、もあちゃんをお祝いしたい気持ちはあるものの、どうしてもライブを純粋に楽しめる気がしなくて、ファンクラブも退会してしまって。3人体制の復活がなかったらLVにも行けてなかったと思うんです。サポートメンバーのおかげで、こうしてもあちゃんの大切なライブを観ることができた。がんばってくれたメンバーには本当に感謝したい。


MOAMETALがライブ中に満面の笑みで叫んだ「私たちと出会ってくれてありがとう!」は本当にもあちゃんらしい、100%の愛の言葉だった。「私と出会ってくれてありがとう」でも「私たちに会いに来てくれてありがとう」でもないところに、もあちゃんらしい優しさがある。
BABYMETALのことは大好きだけど、まだライブを観る気になれないファンはたくさんいると思う。そんなファンにも、もあちゃんがこんな素敵な言葉をくれたんだよ、という事実は伝えておきたい。


私が愛したBABYMETALはもうない。
だけど、また新しい場所で、好きな子たちは覚悟を決めて走り出している。
その事実と向き合えたから、勇気を出して観にきてよかった。そう思ったんだよ。