いいライブだったなあ。新しいリリスクがいつだって最高。それってすごい！
今まで見たどのリリスクのライブよりも、かなりストロングスタイルの、タフなライブだったと思う。ほぼMCなしで30曲ぶっ続け。過剰な演出は一切なし。ステージ上でひたすらかっこよくかわいく軽快なラップを刻み続ける。ラップって息継ぎなしでフロウを重ねなきゃいけないし、リリスクの場合は凝ったダンスが少ないにせよ、曲のカロリーとしてはかなり高いと思うんですよ。それをあれだけ休みなしで続けられるの、純粋にすごいなとびっくりしました。
旧体制のリリスクは、箱を広げたZepp Tokyoで演った時、アルバムにあわせた寸劇が入ったり、メンバー以外のバックダンサーが入ったり、もう少し色付けした演出が入った記憶がある。
うって変わって今回は、ひたすら曲をやり続ける、ステージに上がるのはコラボ曲をのぞいてはメンバーだけ、それで成立させたっていう。このシンプルな味付けスタイルでいける、そう運営に判断させたのは、他でもないメンバーの実力、そしてパフォーマンスへの信頼感だと思います。そう思わせるだけの力が、今のリリスクにはある。
今回初のユニット曲、よかったですね。minanちゃんがドレッシーな黒のワンピースで出てきて叙情的な夕暮れソング(私は夕暮れ時にかけたくなる夜のにおいがするロマンティックな曲をこう呼びます)歌い出した時「minan姐さん…！！」って叫びそうになったもん。minanちゃんのキレイで透明感のある歌声は、リリスクの魅力だなあと改めて思いました。
その後のyuu＆hinakoのベタベタにポップなアイドルソングは「あ、オタクを殺しにきてるな」って感じがしてとてもよかったです。見てると顔がとろけるの。水飴みたいにとろっとろになる。何人のhinako推しが死んだんだあれ。
hime&risano曲は「やっぱそうなるよなー！」って感じの、ごりごりのクールなギャングスタラップで。メンバーの格好良さをしっかり引き出してましたね。
himeちゃん、どこにいてもレスくれるんですよね。こう書くと私の単なるうぬぼれみたいだけど、あの人自分のこと好きな人しっかりライブ中に見つけてくれるんですよ。私に限らず、himeちゃんのこと好きなんだろうなって人のこと必ず見てくれる。マジで。めちゃくちゃ細やか。自分のオタク大好き。ライブでハッピーに踊ってるだけで、推しからの寵愛感じる。マジで推し甲斐があるわ〜〜〜〜〜〜！！！しかも要所要所で「私についてきて！」ってきちんと言ってくれるしさ。かっこいいんだよ、振る舞いが。そういうファンのこと裏切らない姿勢、アイドルとして本当に信頼してる。ありがとう。この人を好きでいてよかったな〜〜としみじみ思いました。
本当に今インディーズであんだけ堅実にいいプロダクトが作れてるアイドルってかなり稀有だと思うので、もっともっとリリスク好きな人が増えてほしいな。新しいシングルのリリースも発表されたので、機会を作ってみなさんぜひ見に行ってください。
